3D美少女アバターをオンライン販売するためのマーケットプレースとして、cluster BOOTHでのケーススタディーをしてみたので紹介します。この場合は、自前のオンラインショップで直接販売するのではなく、マーケットプレースのBOOTHに移動して買ってもらうわけですが・・・
対象メタバースをどうする?
私としては、自前のメタバースルームを作って3D美少女CG作品や3Dモデルなどを展示して、訪問者がウォークスルーしながら展覧会を楽しんでもらうようなイメージで考えていたので、対象とするメタバースは「Spatial」が良いと個人的には考えていました。
しかし、SpatialにせよVRchatにせよ、英語版なのでルームに入る以前の英語の壁が存在して面倒です。海外の人を対象にすると市場は大きいですが、海外用の英語版サイトを作らなければならないので、最初はできれば日本の市場でリサーチしたいです。
そこで、最初の対象メタバースを国産の「cluster」とすることにしました。VRヘッドセットが無くても、スマホやデスクトップPC(Windows・Mac)からフルに日本語でアクセスが可能です。

以前に、メタバースを試すのに「バーチャル渋谷」を手持ちのChromebookでAndroidアプリ「cluster(クラスター)バーチャル空間に遊びにいこう」をダウンロード/インストールして、大画面で渋谷の仮想空間をウォークスルーした経験があります。
3D美少女アバターを販売するには?
最初は、clusterが運営する「BOOTH」というマーケットプレースでclusterで使える3D美少女アバターを販売します。VRM形式なのでVRchatでも使えそうです。

Spatialの場合は別の手段(Ready Player Me)になるので、アバターをSpatial用に販売する方法は現段階ではわからないので、暫くは調査しながら検討します。
立ち上げ中の自前のオンラインショップ「ZuCcie」では、当面はBOOTHの販売ページへリンクを張って誘導する形になりそうです。自前のEC会員サイトは立ち上げの初期段階では集客がままならないので、BOOTHで販売する方が手っ取り早く市場リサーチができると思います。
3D美少女アバターの制作方法は?
私が得意とするDAZ Studio + FaceGen Artist を使った制作方法だとBlenderやUnityなども使う必要があり、かなり複雑なプロセスになりそうなので、試行錯誤しながら最適化を試みます。
当面は、オーソドックスにReady Player Me + Unity で制作してVRMで書き出す方法でトライしたいと思います。
Ready Player Me で顔写真をアップロードする時に、DAZ Studioでレンダリングした3D美少女モデルの顔画像を顔写真の代わりにアップロードすることで、FaceGenとDAZ Studioのパラメーターを変化させながら顔画像のレンダリングを繰り返して試行錯誤してみたいと思います。
3Dアバターの作り方|Ready Player Meを始める >>> DAZigner へ
clusterで使われている3D美少女アバターは、アニメやゲームに出てくるデフォルメされた顔がほとんどなので、私が作るリアルな顔が市場で受け入れられるのか?多少の不安はありますが・・・