3DCG/VRのPDFマニュアルのダウンロード販売やサポートのサブスクリプションで失敗したので、心機一転して「メタバース向け3D美少女アバターのダウンロード販売」に向けて準備を開始します。
オンラインショップを運営するためのEC会員サイト「Chrome 3D」を2020年に立ち上げました。このサイト運営での教訓を活かし課題を解決すべく「WordPress + WooCommerce + Stripe」サイトの構築に着手しています。
その前に、売る商品のプロトタイプを制作して、無料会員登録したユーザーに無料ダウンロードしてもらいCTAで市場調査するための準備にとりかかりますが・・・
目次
Sketchfabへの出品作品のデータでリサーチ
2015年から総合3DCGサイト「Sketchfab」への出品と無料ダウンロード提供を始めたので、ここから得られる7年以上の期間のマーケティング・データでリサーチを試みました。

右下の「STATS」を拡大してみると以下です。

トータルの閲覧数が約6.5万件、「いいね」数が約1000件となっています。
「いいね」数がトップの3D美少女モデルがターゲット
今回ターゲットとするのは「☆いいね(likes)」数が128でトップの「Tiffy-04-1」とします。

閲覧数が約1万view、無料ダウンロード数が約1000件と、数字上では申し分ないデータだと思います。用いているDAZ Studioのベースモデルは「Genesis(1)Female」なので、現状の3Dアバターに使える低解像度です。
この3D美少女モデルをベースとして、日本の人気女性アイドルをモチーフにした低解像度3Dアバター向け3Dモデルを、DAZ StudioとFaceGen Artist Proで制作したいと思います。Genesis Femaleモデル用であれば高価なFaceGen Artist Proでなくても、通常のFaceGen Artist(無料のデモ版を含む)で試せます。
コンテンツ販売サイト
コンテンツの制作と並行してオンラインショッピングサイト「ZuCcie」を立ち上げ中です。現状は「工事中」ですが・・・

今回から採用している有料WordPressテーマ「TCD」から、WooCommerceが使えるテーマ「Ankle」を採用しています。
コンテンツ販売とWordPressテーマの関係
私にとっては今回採用を決めたWordPressテーマ「TCD」は、私にとってはかなり高額な部類に入ります。しかも、今回は「集客ブログ」用に2種類、「オンライン販売サイト」用に1種類の合計3種類を購入したので約5万円の投資となりました。
コンテンツ販売を考えると、自分がなぜこのような高価なWordPressテーマを買うに至ったのか?を考えることが重要な気がしています。WordPressテーマは、ほぼ無限に無料テーマが存在する中で、数万円もする有料テーマの市場が成立しています。
Google Adsenseと趣味的なブログでの広告収益の変遷
10年ほど前からWordPressブログを始めましたが、それ以前は無料ブログサービスのプラットフォームを使っていました。その他にも、例えば「はてなブログ」を有料にアップグレードしてみたりと試行錯誤を繰り返していましたが、プラットフォームでは満足できず限界を感じました。
自分の趣味的な得意分野(女性アイドルグループ + オタク趣味)のブログ記事を毎日投稿することで広告収入を得る方法ですが、Google Adsenseによるクリック広告収益が期待通りではなかったからです。
そこで、心機一転して自前のサイトづくりにチャレンジしようと「Xserver + WordPress + 有料テーマ(DigiPress)」の組み合わせでAdsense広告収益アップを目指しました。WordPressはプラットフォームに比べると自由度が高く、テーマやプラグインを組み合わせることでコードを書くことなく多彩な機能やデザインを試せることが魅力でした。
この結果、5年間で50万円以上の広告収入をGoogle Adsenseなどから得られることに成功しました。
その後、Pagespeed Insightsのスコア向上やネット検索で得られる情報の多さなどから、いったんは無料テーマに変更してみましたが、この頃から広告収益が徐々に下がってきました。
2022年8月に今の函館市に移住したことがきっかけで、有料テーマに戻してみましたが、半年間試したものの広告収益は下降の一途だったので、今はAdsenseを中止してブログ記事を読みやすくしています。
仮説を立てて検証する
これらの体験的な知識と経験にもとづいて考えると、なぜか「TCD」にたどり着きました。TCDにした理由を説明しろと言われればできますが、私の場合は「仮説を立てて、それを検証する」という技術者タイプなので、もう少し試行錯誤しながらTCDテーマを使いこなしてから、事実にもとづいた説明がしたいと思います。