IG証券のトレーダーは自動売買にも対応していますが、その前に、自分の投資スタイルを確立するのが先決と考え、昨年前半に米国インデックスファンドのSP500で損失を出した課題を把握しようと、無料デモ口座を開設して米国500KOでノックアウトオプションを試してみましたが・・・
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6000万円分の仮想資金(仮想通貨ではなくシミュレーション用の円)でデモトレーダーを使えます。
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ダッシュボード

「株価指数口座」の「取引画面を開く」をクリック。
デモ取引画面

左上の「ノックアウト(KO)」をクリック。

「米国500 KO」をクリック。

エントリーする
チャートを見ると上昇傾向ですが、ノックアウトを試そうと逆張りで「ベア(下落)」でエントリーしました。

ノックアウト価格はデフォールトの4280のままにしています。ロット数、逆指値(決済)、指値(決済)は最小値のままです。この状態で「オプション料」が8.99ドル(1,239円)なので、これがノックアウトした時の(最大)損失額となります。
「注文確定」をクリック。
エントリー(買い)は成り行きのみとなります。

ここで、指値と逆指値の設定を間違ったことに気が付きました。これではあっという間に決済されてしまいます。
決済結果

下が今回の決済結果です。上は、翌日に今度は順張りでブル(上昇)でエントリーした時の結果ですが、なぜか逆張りで14円の利益が出て、順張りで279円の損失が出てしまいました。
私の場合は、予想とは逆の結果が出ているので、このあたりが課題なのかもしれません。
NY市場が閉まっている時間帯でもエントリーできる
今はサマータイムなので、NY市場の取引時間は日本時間の22:30~翌5:00ですが、市場が閉まっている朝の7時ごろに再度エントリーしてみました。チャートが動いているので普通にエントリーできました。
基本的にはIGのノックアウトオプションは24時間取引が可能ですが、銘柄別に時間帯などでスプレッドが異なるので、取引画面で確認する必要があります。詳細情報はこちら >>> IGサイト へ

今回は「ロット数」を前回の最小値(0.1)の10倍の「1」にセットして、逆指値と指値は両方とも「2」にして短期決戦に臨みました。ノックアウトレベルは遥か下なので指値か逆指値で決済されます。
オプション料は89.85ドル(12,451円)なので、これがノックアウト(損切り)時の最大損失となります。実際の取引ではこのあたりで様子を見ると思いますが、口座に預ける実際の資金額によります。
「注文確定」をクリックし、左メニューの下の方にある「保有ポジション」をクリックすれば経過が観れます。

自己判断で任意のタイミングで決済したい時は、右端の「決済」ボタンをクリックします。

今回の結果は上の方です。279円の損失となりました。決済レートを見ると87.85ドルなので、逆指値で決済されています。
つまり、ブル(上昇)でエントリーし、成り行きの「保有レート」89.85ドルでスタートしましたが、すぐに下がってしまい、逆指値に達して87.85ドルで決済され、2ドルの損失が出たことになります。
個人的感想
私のように、投資を始めてからある程度の期間(私の場合は1年半)が経過しても、自分に合った投資スタイルを確立できず目標を見失っているような人には、IG証券のデモトレーダーでいくつかのモデルケースを設定して実験してみると良いと感じました。
この時期になると、有名なインフルエンサー的なトレーダーの動画やSNSを観て右往左往することからは卒業します。
自分が変わらなくても世の中が変わり、世の中が変わらなくても自分が変わっているので、その時そのときの自己分析から「自分の人生を切り取った作品を積み重ねていく姿勢」が重要ではないでしょうか?
IG証券のトレーダーでは、一つの共通したツールで「FX」「株式指標」「コモデティー」「ノックアウト」「バイナリー」を試せるので、慣れれば自分の投資スタイルの課題が明確になり、自分に合った投資スタイルを確立できそうです。
自動売買はハードルが高いですが、自分の投資スタイルが明確になれば移行しやすいと思います。
特に、ノックアウトオプションは、少ない資金でローリスクながら高いレバレッジレートで取引ができるので、効率的な運用につながると期待しています。
まとめ
IG証券の無料デモ口座を開設して、代表的な株式指標の米国500(S&P500)でノックアウトオプションを試してみたので紹介しています。自分の投資スタイルの課題について自己分析し、自分に合った投資スタイルを確立して、自動売買につなげることが目標です。
共通のツールで多くの試みを実験できるので、投資を始めてからある程度の期間が経過して、自分に合った投資スタイルを確立したいと考えている人に特にオススメします。