メタバース「Spatial」向け3Dアバターのリアリスティックヘッド用に顔画像商品の販売を開始しています。キャンペーン・セール中なので100円均一で販売中ですが、今回は作品を制作するためのベースとなるプロタイプ作品を紹介します。
Nuggy プロトタイプ作品

「今」を表現するのに「桜と新入生」というテーマでプロトタイプ作品を作ってみました。コンセプトとしては、「和をもって貴しとなす」美しき日本人とその風景を表現しています。CubbcyとMizkeyも配置してみました。
無料で使えるオンラインエディターで顔のパーツを変形してキャラ変する「フェイスワープ」の試みを紹介しています。Spatialのリアリスティックヘッドに読み込んだ結果を変形の前後で比較すると以下のようになります。


Knoggy プロトタイプ作品
当初は「攻殻機動隊 SAC_2045」の草薙素子がモチーフでしたが、いきなり「過去のレガシーへのリスペクト」からミライへ飛ぶのもどうか?と考え直し、「今」をテーマにしたNuggyの制作に変更しました。
元の草薙素子がモチーフのKnoggyのプロトタイプ作品は以下です。販売作品化は未定ですが・・・

この段階で「Face Warp」というコンセプトを思いつき、顔のパーツを、無料で使えるオンラインエディターを使って変形してキャラ変する方法を紹介しようと考えました。これはNuggyに引き継がれています。

Cubbcy プロトタイプ

ヘアーカラーとメイクアップをバーチャルシミュレーションするためのキャラクターとしてプロトタイプを制作しましたが、プロトタイプそのものをそのまま作品にしました。


メタバース「Spatial」の3Dアバターのリアリスティックヘッドに読み込ませた時の、メイク前と後の「Before / After」はこんな感じです。


Mizkey プロトタイプ作品

2021年3月に公開した「Mizkey JK」をベースにした作品です。「Mizkey 2ndG HiPoly 01 Makeup Pack」のベース・キャラクターとして使いました。
この後、Mizkeyは成長を遂げて現在に至りますが、販売用の商品は、以下のプロトタイプ作品から制作した「Mizkey 1stG HiPoly 01.1」を先にリリースしたので後先が逆になっていますが・・・

「Mizkey 1stG HiPoly 02.1 for Hair Simuration」のベースとした「Holiday in New York」に登場する「Mizkey Audrey」は以下です。

さらに、3rdGとして資生堂のバーチャルメイク・サイトでメイクアップ・シミュレーションを行うのに向けた「Mizkey 3rdG HiPoly 01.1 for Makeup」を、Cubbcyで採用した方法に従って新たに制作しました。

Spatial上でのメイクアップ前と後の「Before / After」はこんな感じになりました。

まとめ
過去のレガシーへのリスペクトと、そこからミライがどうなっていて、どうあるべきなのか?を、今の時代から地続きで考えてみようというメインテーマを持った作品集ではあります。
では、サブテーマは?と聞かれると、なんとなくイメージしている姿がありますが・・・
・Cubbcy 3rdG:観音菩薩像(ミライに現れる弥勒菩薩までの間の衆生を救う)
・Mizkey 3rdG:モナリザ(永遠の美しさ)
・Nuggy 3rdG:メーテル(人類と機械の時空を超えた水先案内人)
・Knoggy 3rdG(未定):草薙素子(ゴーストの囁きに従う)