確定申告の期限が3月15日(水)に迫っているので、今回はスマホとマイナンバーカードを使ったe-Taxにチャレンジしてみました。昨年まではWindows PCにカードリーダーを繋いでやっていましたが・・・
目次
e-Taxの改善点
以下の国税庁のサイトを一読されることをオススメします。
スマホとマイナンバーカードでe-Tax!|令和4年分 確定申告特集(本番編)

パソコンで申請書を作成する場合でも、マイナンバーカード読取対応のスマホがあれば、カードリーダーを使うことなくe-Taxによる確定申告の申請ができるようになりました。
私の場合は、AndroidのSony Xperia10iii liteを使っています。マイナンバーカードの読取りには「おサイフケータイ」アプリのインストールが必要でした。
5G対応/OLED・HDR表示/ハイレゾ・空間オーディオ対応/eSIMと物理SIMのデュアルSIM対応など実用的なミッドレンジスマホなのでお気に入りです。購入後にXperia10iiをオンラインで下取りしてもらえたので、割引やポイントも含めると実質1万円程度で一括購入ができました。
また、収支内訳書がスマホでも作成可能になったので、スマホのみで申請書の作成を完結できます。
私の場合は、今回はすべてをスマホとマイナンバーカードのみで完結できることを試す目的で、スマホによるe-Tax申請にチャレンジしてみました。
事前準備
パソコンの表計算アプリ(私の場合はGoogleスプレッドシート)で確定申告用のデータを事前に一覧表にまとめておきました。スピーディーに入力するためですが、多少国税庁サイト上での自動計算結果とは異なる計算結果の部分もありますが・・・
経費の計算は銀行のサイトからCSV形式でダウンロードして表計算シートに読み込み、並べ替えを行って「=sum(…)」を使って集計しました。(…)の部分は合計する範囲をマウスでドラッグすれば簡単に入力できます。


確定申告
以下の国税庁のサイトに行きます。

「作成開始」をタップ。

「次へ」をタップ。

私は最初に「所得税」を選んでしまいましたが、途中で「決算書・収支内訳書(+所得税)」を選ぶべきだったことに気がついて引き返しました。私の場合は白色申告ですが、青色申告の場合は異なると思います。
暗号資産取引の確定申告
暗号資産投資を昨年から始めましたが、利益が20万円以下(約200万円の赤字)だったので確定申告に含める必要はありませんが、今回から条件によっては事業所得に含めることができるようになったので注意が必要です。
私は帳簿をつけていない白色申告ですが、暗号資産取引にかかわる収入が300万円を超える場合は次の所得に区分され、青色申告が必要になります。
・暗号資産取引に係る帳簿書類の保存がある場合・・・原則として、事業所得
・暗号資産取引に係る帳簿書類の保存がない場合・・・原則として、雑所得(業務に係る雑所得)
文末の参考リンクを参考にしてください。
マイナポータルアプリをインストールする
途中でログインのためにマイナンバーカードを読み取るのに「マイナポータルアプリ」が必要になるので、事前にインストールしておきます。

アプリをインストールして開き、確定申告の事前準備を行っておきます。これにより各種証明書などがオンラインで読み込めます。私の場合は、医療費控除の証明書をオンラインで読み込めましたが、10万円以下だったので控除額はゼロになり意味がありませんでしたが・・・

e-Taxへログイン
国税庁のサイトからe-Taxへログインするのにマイナポータルアプリでマイナンバーカードを読み取って認証します。事前にマイナンバーカードに登録している4桁の暗証番号を入力する必要があります。

「e-Taxへログイン」をタップ。

スマホをマイナンバーカードの上に置きます。

確定申告書作成コーナーで申告書を作成する

「次へ」をタップして確定申告書作成を開始します。

途中からPC画面になりスマホの縦長画面では視認性が悪く操作が実質的にできなくなったので、スマホを横長画面にして操作を続けました。レスポンシブ対応して縦長画面でも無理なく操作ができるようになると良いのですが・・・

以後は、昨年までのPCによる操作とほぼ同じなので文末の参考リンクを参考にしてください。
還付金の受け取り
私の場合は、ネットビジネスの収益より必要経費が大幅に上回ったので赤字となり、源泉徴収で支払っていた税金が還付金として戻ってきます。これはここ数年続いています。マネタイズをなんとかしなければ、との想いでこのブログとオンラインショップを立ち上げたわけですが・・・

受取口座は、私の場合はゆうちょ銀行にしています。これはすでにマイナンバーカードに登録済みであり、健康保険証と合わせてマイナポイントを15,000円分PayPayにチャージしてネットショッピング(MIDIキーボード)に使いました。
PDFをダウンロードして国税庁に送信する


PDFをダウンロードして内容を確認できたら国税庁に送信すれば完了です。



「送信を実行する」をタップ。

アンケートでスマホのレスポンシブ対応を要望しましたが・・・
還付金が振り込まれるのは、昨年の実績では約2週間後でした。紙で申請していた頃は約1ヶ月かかっていたので、e-Taxを使うと短縮されると思います。
参考リンク
e-Tax確定申告2021?マイナンバーカードとChromeブラウザーで >>> LEOPALIST VR サイトへ
暗号資産取引の確定申告|基本の「き」を知る >>> LEOPALIST VR サイトへ