手持ちのSOXSがFRBの発表を受けてさらに下落し、含み損は約200万円にまで膨らんで過去最大となりました。一昔前なら損切りで全額を売ってSOXLを買うところですが、今はそんなことはしません。なぜなのか?過去に損をした事例から振り返ります。
今週のSOXSの値動き

1月23日から1月31日までの一週間は23ドルから26ドルで推移し底値かと思っていましたが、昨日のFRBの発表(0.25%の利上げ)で20ドルまで急落しました。底値更新です。
この動きを昨年からの1年間の値動きの中で俯瞰してみます。

SOXSの資産状況


買値の平均額が33.38ドルなのに対して20.31ドルまで下落したので、995口の含み損は約198万円まで膨らみました。円換算の率にするとマイナス43%で、これはSOXLとSOXSの売り買いを始めてから過去最大の含み損の額です。
過去に損をした時のパターン
イーサリアムの相場が、2022年9月20日から10月20日ごろまでの1ヶ月間で変化がほとんど無かったのに痺れを切らしてしまい、10ETHを売って約200万円の資金を作り、その資金でSOXLを購入したので、2022年10月20日の時点ではSOXL(SOXSはゼロ)の評価額が約244万円ありました。
その後、SOXLとSOXSの値動きを観ながら、下がると予想すれば売り、その資金で逆に動く方を買うという売買を繰り返していました。
この結果、2022年10月28日の時点でのSOXS(SOXLはゼロ)の評価額は約55万円にまで減っていました。
つまり、約一週間の売買で約190万円も損をしたことになります。
底値で買って高値で売る
その時どきの相場の変化で売り買いをしていると、全体的な感覚が失われてしまい、私のような初心者は結果的に大きな損を出してしまうということが反省と教訓として残りました。
年間チャートを俯瞰しながらSOXLとSOXSの売買をしていれば、もう少し余裕を持って対処できたはずです。少なくとも底値までは買わずに待つことができたのではないか?
こうした反省と教訓からSOXSとSOXLの売買を見直し、その後の12月単月でのSOXSの含み益は、ピーク時には約124万円、最終的には年末時に約63万円ほどありました。今年に入ってからSOXSは下降を続けているので、このまま高値になるまで待つことができています。