日本時間の6月15日深夜に発表されたFOMCの利上げ見送り後に株価が急上昇すると予測して、ノックアウトオプションをアップでエントリーして待っていると逆に下がってしまい決済。そのままにしていると6月16日深夜に急上昇し、今度は機会損失・・・
今週のS&P500の値動き

日本時間の6月15日深夜に発表されたFOMCの利上げ見送りを受けて、S&P500が急上昇すると予測してノックアウトオプションをアップで待機していましたが、急激に下落したので決済しました。
そのままエントリーしないままで今朝確認すると、6月16日の深夜にS&P500が7時間で90ドルも急上昇していました。これは逆に機会損失になりました。
年内の利上げの観測まで読み切れていなかった
今回のFOMCで利上げ見送りは市場では織り込み済みだったわけですが、それより年内に6%程度まで利上げがあるという観測で直後に株価が大幅に下がるという読みが必要でした。
さらに、一段落した後での急上昇に備えるという姿勢もしていなかったので、機会損失をしてしまい、今回は2度の失敗を経験しました。
今回の最大利益を予測する
この予測を前もって行えていたら、ダウンでエントリーして最大50ドル、その後アップでエントリーして最大90ドルの利益が得られたと仮定すると、両方で最大140ドル、円ドルレートを140円とすると、6月15日から16日にかけての1日で、19,600円つまり2万円前後の利益を得られたことになります。
まとめ
6月15日深夜のFOMCによる利上げ見送り後のノックアウトオプションでの対応を2回続けて誤ってしまいました。経験不足から、年内の利上げの観測とその後の市場動向をまったく読み切れていなかったことが原因ですが、これを読んで対応していたら1日で2万円の利益を得られたことになります。
米国での各種イベントの前後ではS&P500に絞っても大きな相場の変化が期待できるので、経験値を積んで、値動きを正確に予測し対応することを心がけたいと思います。
ノックアウトオプションは、そういう意味で、実践的に少ない資金でリスクを限定して試せるので、初心者には合っていると思われます。