1週間前から米国銀行3行が相次いで破綻し、クレディ・スイス銀行も急激な株価の下落と戦っているという世界的な経済情勢の中で、イーサリアムの評価額は19万円から1週間で24万円超えと嬉しい誤算ですが?
今週の値動き

3月11日の時点では約19万円だったイーサリアムの評価額(Ask)が、1週間後の本日(3月18日)には24万円超えとなり、約5万円(26%)も上昇したのは想定外でした。
なぜ想定外かと言うと、3月10日から米国銀行が立て続けに3行破綻し、その後もクレディ・スイス銀行が急激な株価の下落で危機的状態にあるという世界的な経済情勢の中で、これほど上昇しているのは個人的には解せないというのが正直な感想です。
さらに、最初に破綻したシリコンバレーバンクと2番目に破綻したシグネチャーバンクは、暗号資産取引の多いスタートアップ企業の預金量が多い銀行だったので、暗号資産の評価額が下落すると予想していました。
ポートフォリオの見直し
リスク回避の観点から、米国ETFのSOXSを少しづつ売って、その資金でイーサリアムを毎月定期的に少額づつ買い増すという方針で進めてきていました。
しかし、米国経済の悪化にともなって、ベアマーケットのSOXSが上昇すると踏んでいたにもかかわらず、ここ1ヶ月以上底値でほとんど動きがありませんでした。SOXSは株価に3倍のレバレッジがかかっているにもかかわらずです。
以下のチャートは、SOXSのここ1年間の値動きです。

一方で、ほぼSOXSとは逆の値動きをすると考えていたSOXLはブルマーケットなので、ここのところゆっくりと上昇が続いているように思えます。

これらの状況を踏まえて、SOXSからSOXLとイーサリアムに資産を移動する検討を始めましたが・・・
まとめ
米国の銀行3行の破綻とクレディ・スイス銀行の株価暴落という世界的な経済情勢が続いている中で、なぜかイーサリアムはここ1週間で26%も評価額が上昇中です。
そこで、リスク回避のためにポートフォリオを見直し、SOXSの資産をSOXLとイーサリアムに移動することを検討しています。来週中には何らかのアクションを起こす予定です。
参考リンク
相次ぐ銀行破綻 アメリカで何が起きている?背景に何が… >>> NHK サイトへ